6日の「ミスターサンデー」を見ていて、日本ラグビーの前ヘッドコーチ、エディ・ジョーンズと現ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフがあって、今の日本ラグビーの強さがある、という話をしていました。
日本ラグビーは20年以上ワールドカップで1勝もできなかったのに、エディー・ジョーンズが日本代表ヘッドコーチになるとワールドカップ3勝をあげるという快挙を成し遂げたのでした。
そして2017年9月から現ヘッドコーチになってさらに強くなりました。
2年前の記事ですが「ジェイミーとエディーはここが違う」
https://number.bunshun.jp/articles/-/828263?page=3
番組では上の記事には書いてありませんが、下記のこのようなことが語られました。
前ヘッドコーチのエディは管理ラグビーでした。
筋トレのフィジカルトレーニングも徹底して肉体を鍛え、体を大きくしました。
ジェイミーはこれに自主性を加えました。
彼には「日本選手は監督に支配されている」と見えたので余計、自主性を大事にしたのではないでしょうか。
そして選手だけで話し合うワークショップを開き、互いの「阿吽の呼吸」が生まれる環境を作りました。
宇宙の法則からすると、この阿吽の呼吸が秩序の大本です。
阿吽の呼吸が構築されないから人類は選挙を元にした民主主義から脱却できないのです。
それ以前に民主主義が最高だと思っているのです。
阿吽の呼吸は味方の動きを直観で察知して動くことです。
それを日本ラグビーは構築して強さの要因の一つとしているように感じました。
二人の指導者の方針をみると、宇宙は進化の過程としてその順序を用意したようです。
高圧的な指導者や管理者などによる問題が噴出している一方で、正しい進化は正しく力を付けていくことが証明されているようです。
これは大学ラグビーで9連覇を成し遂げた岩出雅之監督の「負けない作法」にも繋がるものです。
ユートピアには勝負事としてのスポーツはありませんが、ユートピアに向けて、人類は今のスポーツ秩序の中でそれを学んでいるのです。
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日本ラグビーを変えた男
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