武漢ウイルスは収束するか

武漢ウイルスが初め蔓延し始めて、そのころはいろいろなことが言われていました。
インフルエンザと同じようなものという見方も結構ありました。
死者の数などインフルエンザと比べてずっと少ないですし。
いまでも、武田邦彦教授のようにそう言っている人がいます。

武田先生の理論を否定しませんが、西浦教授の「最大で（死亡42万人）」という言い方はおかしいと言いながら、自分は最大で死者６０００人と言っているのはなぜか？

武漢ウイルスの罹患者の苦しさとかクラスターにおける感染力が大変に強力だと解かってきました。
急に様態が悪化することや、重篤にならなくても一度罹かったら長引くことなど普通のインフルエンザとはかなり違う。
そもそも今までのインフルエンザではベッドや人工呼吸器が不足するなどなかったです。
また志村けんさんや岡江久美子さんといったような著名人がこれまでのインフルエンザで亡くなったとは聞いた記憶がありません。
新型コロナウイルス　感染した要人・著名人：時事ドットコム

下記の記事でインフルエンザと武漢ウイルスとの感染や死亡の違いについて書いています。

OGPイメージ

武漢肺炎で苦境の時に - 真実の扉

武漢ウイルスは通常のインフルエンザと比べたら感染者も死者もずっと少ないのは事実ですね。下記は今年の記事です。通常のインフルエンザの日本での死...

武漢肺炎で苦境の時に - 真実の扉

主な感染経路は現時点では、
飛沫感染（感染者の咳やくしゃみによる飛沫と一緒に放出されたウイルスを吸い込むことによる感染）、
接触感染（感染者からのウイルスが付着した皮膚や、手すりなどの物体の表面を介しての感染）だと考えられています。

「飛沫感染」は近づいて話をしない。
食事するとき面と向かわない。あるいは距離を置く。
これらで何とかなりそうです。

「接触感染」は口や目を絶対に触らないことで可なり防げそうです。
もちろん外から家に帰ったら手を洗いますが、目と口以外からはウイルスは入ってこないので、ここを触らない癖を身につければ可なり防げると思います。
京都大学の藤井聡教授によると、これだけで８割感染を防げるのだとか。

だから口や鼻を触らないためにもマスクは必須ですね。
初期のころアメリカのCDC（アメリカ疾病予防管理センター）がマスクは感染予防には必要ないなんて言っていたことが信じられません。

そういうわけで、武漢ウイルスが日本に入って来てからその正体が解るまで時間がかかりました。
政府は連休明けの見通しなどについて何も語りませんが、これまで得た知識などを勘案してみると長い付き合いになりそうです。

世界との繋がりを全部絶てば、ウイルスが日本人の人体内から出てしまえば、物に付着しているウイルスも最大24時間で死ぬので、日本に感染者がいなくなった時点で2日間100%家から出なければウイルスは消滅します。
空気感染と飛沫感染の違い・ウイルスの"寿命"は何時間？
（寿命は CDC、プリンストン大学等の共同研究の報告）

しかし現実には今も数十人の中国人が入国しているし、日本はロックアウトもできない訳で、どんなに早くても今年いっぱいはかかりそうです。
今の状態をずっと続けてると企業は全部倒産なので、感染が全国で100‐200人になり、ベッドや呼吸器が足りなくならない状況が見えてきたら戻して、また増えたら緊急事態宣言復活ということを続けるしかないですね。

いずれにしても収束に向かって人が活動後に第2波、第3波と受け入れていくしかないようです。
その中で抗体検査をみんなが受けられれば、抗体できた人は常に自由に動けるわけです。
が、新株が出ているという話もあり、予断を許しません。

それにしてもリーマンショック同様の事態とか、それ以上とか、リーマンショックと比較していたこと自体が全く甘かったということです。
1929年の世界恐慌かそれ以上になると考えていた方がよさそうです。

事態は来月、再来月と悪化するのは間違いないですし、このままだと来年のオリンピックはできませんね。
そもそもオリンピックの開催予定があったから、中国共産党じゃないけれどウイルスの広がりを隠そうとした訳で、結局、宇宙の法則によって自分に返ってくるということになりそうです。