カオスの世界と自由

共産主義はもう昔の産物で、誰もがその間違いに気づいていたと思っていたら、実は、アメリカでもヨーロッパでも左傾化がどんどん前面に出て来て、大変なことになってきているのが昨今の実態です。
極左というのは、目的のためには手段を択ばないという傾向があり、BLMをみても判るように中々厄介なのです。
しかもアメリカも日本もマスコミが殆ど左傾化していて、ＢＬＭを非難するマスコミはありません。
アメリカの各市の知事でも、民主党系の知事は皆ＢＬＭを支持していて、カオス化を目論んでいます。
これが如何にまともでないかを、このブログの読者は気づいていただいていると思います。

こういう認識は、殆どの人は持っていないか知れませんが、アメリカや欧州で行われているブラック・ライブ・マター（BLM）とは、正に赤化運動なのです。
日本も、沖縄と北海道が中国に狙われています。
両島の知事が島の中国化を厭わないのでどんどんと進んでしまいました。

今日、チャンネル桜の番組を観ていて、昨日もリンク貼った石平さんが発言（下記写真にリンク、２２：４３のところ）していることに困ったものだと思いました。

カオスの世界を生きる[桜R2/6/27]

武漢ウイルスの蔓延で、共産主義統制国家の中国は早めにウイルスに勝利したのに欧米の自由主義国家は完全にウイルスに翻弄されていて、収束するどころかますます拡大してきている。
一方中国はウイルスに勝利した。やっぱり統制社会が良いと言っているらしい。
統制国家だからこそ、外出禁止を強制出来て国民全員を有無を言わせずに従わせることが出来た。
だから社会主義国家などの統制国家が良いのだ。ということを中国の民主化を願う人の中にも考える傾向が出来たというのです。日本の自粛警察もそんな統制意識が生み出したのでしょう。

これはおかしなことです。
まず中国が武幹ウイルスに勝利したかは数字を捏造しているので判りません。
仮に百歩譲って中国が勝利したとしても、中国や日本だけでなく東南アジアは皆、勝利しています。
日本が死者が少ないのが欧米から見ると不思議なことと言いますが、実際は日本は東南アジアの中では普通かそれ以下です。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-chart-list/

欧米の感染が収まらないことのほうが摩訶不思議です。

で、今日は社会主義のような統制社会が良いということが大きな間違いであることを書いてみます。
それは自由とは何かを考えることになります。
人は真の自由を獲得するために修行しているのです。
自由とは調和であり、愛の心の体現なのです。

何度も書いているのでまたかと思われる方もいるでしょうが、
私たちは共産主義が多数決の民主主義に劣ると考えているのは、終局的には間違いです。
霊的な民主主義、つまり多数決によらない真の調和を成就すると共産主義は成り立つのです。

統制社会でない真の共産主義は、全てにおいて多数決の民主主義を凌駕します。

しかし問題なのは、それには精神的な資格があり、そのハードルはとても高く、地球人類が形の上で共産主義を実現しようとしても100%成り立ちません。
今の人類には法律などによる統制のない真の共産主義を体現しようとしても、無理です。できません。
（法律も不自由を作っていてユートピアにはない）

かつてのソ連、カンボジア、今の中国、北朝鮮とおなじような国家しか建設できないのです。
そのハードルは、「アミ小さな宇宙人」が言うところの「愛の度数」です。

古本で９０００円もするんだ。(+_+)

最低６５０度ぐらいはないと（宇宙人のアミは７５０度、人類平均は５００）真の共産主義は体現できない。
自分を愛するようにどれだけ他人を愛することが出来るか、ということが問題なのです。

真の共産主義はアミの星のように私有財産制が（微妙に）ありません。
しかし地球の共産主義は「私の物」だらけです。

緊急事態宣言において、日本のように強い強制力が無くても何となく全体が一つになってまとまっていた、というのが理想なのです。
日本の緊急事態宣言への対応はまだ妥協があったので完ぺきではないですが、自由意思は絶対的なものです。
人が人を強制するということはユートピアではあり得ないのです。
役割分担がはっきりしていて、自由と自由がぶつからず調和を保つのです。

「和の国」「和を持って貴しとする」日本人は世界の中で一番それを実現てできる民族です。
神に一番近い民族で、神と一番繋がった民族だからです。
神と繋がっているということは全体の意思とも繋がっているということです。
全体の意思とは唯一の神の意思と繋がった調和です。
全体が一つの意思を持ち、それが個々の役割に分担し反目することのない秩序を体現します。

簡単に言えば、右手と左手が競って、俺が箸を持つとケンカしますか？

我（が）は全体とは分離した（別れた）意識で、それぞれの自由が反目しますが、全体がひとつに繋がった意思は分離ではなくて分割した（分れた）意識で、一人ひとりが全体を体現する為の固有の役割と意思を持ちます。
「あなたの気持ちはよく分かる」のわかるは、「判る」「解る」でなく「分る」です。
一つのものが分かれているので分るのです。

全体の意思は一つで、元々全体から分かれた個々がそれを「分かる」ことが出来れば、個と全体の意思は同じ方向を向いて調和します。
調和のための固有の役割なので争いは起きません。

昨日のブログと重なりますが、自由は不自由があって初めて存在しています。
不自由が出来て人は自由の存在を認識し、知りました。
世界が自由だけで、自由に満ちていたら、自由という概念は必要としないのです。

自由とは、どこまで行っても自由でなければなりません。
自由には責任が伴う、というのは旧地球社会の自由です。
ユートピアの自由には妥協もありません。

社会主義、共産主義といった自由を奪う統制社会は、とんでもない社会です。
（ただ人類の進化の過程で必要なだけ）

参考（ユートピアはここに）：優良星界の暮らし
 「おもいで」石切との出会い１
（神の意思との一体化）