中国は嵐の前の静けさ

中国と韓国の行く末が心配ですね。

韓国もデフォルト直前で、以前のデフォルト直前の二回とは違い今度デフォルトしそうになっても誰も助けないですから、可なり悲惨なことになるでしょう。
それでなくても国民は家計債務が膨らみ借金漬けです。
韓国は日本が育てた１０大財閥に入社できないと負け組ということもあり自営業がとても多く、不況になると皆生活苦になります。

今日は韓国の話ではなくて中国の経済の話です。
間違いなく中国経済は崩壊するだろうという話です。
デフォルトが確実の恒大集団からそれは始まります。

恒大集団も心配ですが、
その前にちょっと寄り道させてください。

私は中国各地で起きた豪雨による洪水で家を無くし避難している人とか、洪水で家族を失った子供やお年寄りが気になって仕方ありません。
ＳＮＳでもこの辺の情報が殆どないので気になるのです。

中国共産党は彼らを助けるということを全くしていないようですので大丈夫でしょうか。
恐らく何百万人、もしかすると一千万人以上の人が住む所も食料や衣服が無くて路頭に迷っていて乞食同然になっている可能性があります。
一千万人というと凄いと思うかもしれませんが、それは国の人口の１％以下ですからね。充分あり得ます。

また塾がほぼ廃止になりましたので、失業した教育関連の労働者は一千万人とも言われています。
こういう人たち、どうなってしまうのでしょうか。

そこへ持ってきて石炭不足で電気が通っていないところが多く、これから冬になるのに中国の人は寒さに耐えられるのでしょうか。
中国も韓国も政治家や資産家だけでなく、国民の心が歪んでいますので、そういうものが聖書の言う「終りのとき」が近づいて来ての現象として還ってきているところがあり、それはそれで自業自得の部分もあるものの、やはり気になります。

それで中国の経済ですが、
世界の人は皆、もう、ちょっとした大事件では驚かなくなってしまったのでしょうか？
恒大集団はデフォルト間近なのに、

「リーマンショックのようなことは無い」
「銀行は国が助けるから倒産しない」
「混乱は中国国内で治まる」
「だから世界の金融機関は大丈夫」

と言っている人が思いのほか多いようです。本当でしょうか？

何しろＧＤＰの３０％を不動産が占めていて、それが今は可なり動かなくなっていて、今後更に動かない状態が学続くと予想されます。
中国は不動産危機を隠蔽していますので知らない人がまだ多くいますが、表に出て自分に被害が及ぶケースが今後氣づき判って来ます。
恒大集団以外の負債を含めで不動産企業全体での負債は５００兆とも６００兆とも言われています。
今は不動産会社が毎日一社倒産しています。いずれは住宅購入者が地獄を見ることになります。
だから間もなくすると中国は大混乱になると思います。

そんな時、フィーフィーさんのYouTube観ました。
彼女のYouTubeは私は始めたころ少し見ましたが、初めは一辺倒な話であまり見ませんでしたが、久しぶりに観たら内容が充実していて中々為になるし面白いです。

中国経済について語っている動画が、私にとって納得のいくもので、日本人ももっと恒大集団のデフォルトに対して備えないといけないと思わせるものです。
彼女は自分自身の中に情報があるのではなくていろいろと調べているようですが、どれが正しい情報かを嗅ぎ分けていると思います。

恒大集団の支払えなかった利払いの最終期限が近づいています。
１か月猶予切れ後のドルの支払いは、

10月23日 8353万ドル 91億円
　　29日 4750万ドル 52億円

11月12日 1億1813万ドル 163億円

　　19日 1億2180万元 21億円

　　30日 1425万ドル 16億円

12月 8日 8249万ドル 90億円

来年1月28日 2億5520万ドル 280億円

少ないようですが、逆に少ないドルの利払いさえ払えなかったのですからそれだけ重症なのです。
これは利払いで、巨額な元本だって返さないといけないので大変です。恒大集団だけで実際の負債は５０兆円以上あるようです。
取り敢えず今月２３日と２９日が最終期限となるドル建ての利払いが支払えなかった場合に何が起きるのかが注目です。