プーチンとは誰だ

伊藤寛氏の【伊藤貫の真剣な雑談】動画紹介。

今日紹介する伊藤寛氏のYouTube動画のタイトルは「文明の衝突とロシア国家哲学」なのですが、プーチンさんについての解説が素晴らしいので「プーチンとは誰だ」にしました。
プーチンをまだ悪く思っている方、ぜひ最後にリンクした動画を観てプーチンさんを見直してください。

国際政治アナリストの伊藤寛さんの話は本当に信頼できますね。数少ない信頼できる知識人です。
保守を含めて大方の評論家は、ロシア経済はもう持たないとか、プーチンはもう権力の座から降ろされるとか言っていました。
しかしながら、まだはっきりとは予測が付かないものの大たいロシア勝利、ウクライナ解体は観えてきました。

戦争の善悪について少し書きます。

戦争というものは絶対にしてはいけないと、誰でも言います。
でも、正しいこと（人間の意思が入っていないもの）は人間には判りません。

正しいこととは意識の進化に向けた運動で、憲法とか国際法とかの良いことの範疇では判断できません。
人の進化に向けた運動は、或る人にとって正しくても、或る人にとっては正しくありません。
それまた、結果が直ぐには出ないので、正しいことは人間には判らないのです。
成長のために経験する必要なことは法的に悪であっても、人間にし好ましくなくとも、結果的には正しいこととなるのです。

戦争であっても全ての現象において、それを起こしている元は人の心であり、戦争はその現象化です。
こころを浄化・是正して心と魂が進化するには心の中のエゴの想いを現象化させて本人に見せて気付かせる必要があるのです。
自分の心が作り出したものを経験しないとならないのです。これは必要悪と言ってもいいでしょう。

山口敬之さんとか松田学さんとかは正しくロシアウクライナ戦争を分析して自分の考えを言うと、聞いた人が怒るので「勿論、ロシアは悪いんですよ」とｅｘｃｕｓｅを先に言います。
確かに法的には悪いのです。
でも、正しいか正しくないかは善悪とは別で、宇宙の法則では戦争もだいたいにおいて必要だから起きているということになっていて、そこから学ばないとまた何度も戦争を繰り返さなければなりません。そして人類は悲惨な戦争から何も学んでいないので（というか心が変わっていないので）地球では戦争は留まることなく起き続けているのです。

戦争からその悲惨さを知識として学んでも、心が変わっていないから戦争が起きるのです。
それは神が許しているというレベルのものではなくて、必要だから起きているのです。現象は全部、自分の心が作っているのです。
（こういうこと書くと、このブログの読者減るかな？）

ロシアの話に戻ります。
もう西側（特に米英）と、西側に騙されている日本の知識人の言うことは信じないことです。
ほぼ全部、出鱈目です。
伊藤さんは終わりの方でプーチンの本質、この度の戦争の本質を観ることのできずロシアを批判するそんな愚かな日本の評論家の本質をついて厳しく批判しています。

海外のウクライナ動画 - 真実の扉

この記事は、海外のジャーナリストの動画などを中心に集め、リンクしています。探すの大変なので、いつも上の方に置いておこうと思っています。西側に媚びない海外のジャー...

goo blog

今日紹介する伊藤さんの動画の内容です。
動画は最後にリンク。

１）初めにここ１か月、ワシントンから見てロシアとアメリカの戦争（ロシアとウクライナの戦争手はありません）がどういうふうらに動いて来たかについて。

２）この戦争が今後の国際政治にどういう影響を与えるかについて話されます。
　　アフガニスタン、イラクなどアメリカはたくさんの戦争をしてきましたが、この戦争は国際的な影響が半端でない。
　　これはロシアとアメリカの戦争だからです（とびら）。

私に言わせればロシアはウクライナとアメリカよずっとまともな国家です。
プーチンはバイデンより数段、優秀な政治家で、人格者です。
それなのに西側諸国の嘘に騙されてプーチン批判は留まるところがありません。

伊藤さんは言います。
「プーチンは確かに独裁者だが単なる独裁者ではない」
「きちんと学びロシア人にとってとっての望ましい価値判断とは何か…　現代の国際社会がどの方向に向かっているか…　を常に考えている」
また、欧米、特に米で強まるポリティカルコネクトやＬＧＢＴ、ＢＬＭ、間違ったレイシズムなどに批判の目を向け、ロシア人はその方向に向かってはならないと言います。

プーチンは素晴らしい思想家であり、哲学者です。

プーチンとブラジル大統領のジャイール・ボルソナーロだけが、グローバリストと対等に渡り合える国家元首です。