ロシアの報復が始動か

ロシアがルドストリームというパイプラインによってドイツへ送っていた天然ガスの供給を止めました。
これは大変な事態になっていくかも知れません。

一応、定期点検の為となっていまして、来週の木曜日２１日までということです。
しかし大方の見方として、その後も天然ガスの供給はなされないのではないか？
という見方がされています。

ドイツは今年４月時点で天然ガスの３５％をロシアからの輸入に頼っています。
一時は５５％だったので現在でもエネルギー不足です。
これは欧州の国々がロシアのウクライナ侵攻の制裁への報復いうことではないかということで、再開されないのではと見られています。
ロシアより制裁しているドイツにブーメランになって帰ってきています。

ロシアドイツに天然ガスを送る主要パイプラインの供給を停止 | NHK

【NHK】ロシアからドイツに天然ガスを送る主要なパイプライン「ノルドストリーム」は、11日から定期的な点検を理由に供給を停止しまし…

NHKニュース

ロシアに対して非日友好国である日本も他人事ではないです。
安倍さんを暗殺したのはロシアとよりを戻す望みを消し去ることでもあったかもしれません。
日本の天然ガスの全輸入量の約1割を占めるサハリン２からの撤退要求を飲むと、日本の電気代が急騰するでしょうね。
https://biz-journal.jp/2022/07/post_304621.html

民主主義を装っているヤクザのようなバイデン政権より、プーチンのロシアの方がずっとまともな国です。
何も知らない岸田首相は別にして、ロシアへの報復は理を正していないことは多くの市側の指導者は当然知っています。
アメリカが怖くて、また各国のネオコンに逆らえないだけだと思います。

７月２２日にドイツへのガス供給が再開されるかは、世界経済にとって大変に注目を集めます。

ユーロはドルに対して１.５ドル程度でしたが今は１ユーロが１ドルまで下落しています。
２２日にノルドストリームが再開されなかったら欧州の株価など大暴落もあり、世界経済の大混乱のトリガーとなります。

何も考えないで世論ばかり気にしてロシア制裁に走った岸田政権の日本もロシアの制裁を受けることは目に見えています。
何かため息が出てしまう今日この頃です。

【ヨーロッパの終わりの始まり】
ロシアのメディアの記事を紹介しています。ロシアは余裕なでしょうか。
アメリカで起きている食品工場やエネルギープラントの火災は、意図的に混乱を起こそうとしているのかもしれません。