京都の同志社の大学政治学研究会から招かれて、参議院議員の西田昌司議員が講演をしました。
MMT・積極財政についての話です。
「MMT」については具体的に触れていないのが残念です。
お金が生まれるのは借金からであり、その借金を返すとお金が無くなるというMMTの基本を先ず知ってもらってから講義に入ると判り易かったのではないでしょうか。
しかしながらとても参考になる話が多かったです。
私が初めて聞く話もあり、大変に勉強になりました。
40分辺りから財産法がGHQによる皇室潰しだったことなど私は知らなかったです。
36分辺りで、借金と言われている国債は返したらダメと言います。
ただ学生さんは理解できたでしょうか?
そもそもお金は借金したときだけ出来てます。
国債も借金とすると、国債と銀行での借り入れ(信用創造)のみ、お金は作られます。
(法律を変えれば打ち出の小槌になってお金は出来、極端なことを言えば税金は必要ない)
そして緩いインフレが経済を成長させます。
経済が成長するということは借金でお金が増えるということです。
明治初期に1円は今の2万円の価値がありました。
今その価値を保っているのは市場に借金で増えたお金が無くなっていないからです。
そのお金(借金)はそのまま市井に残さないで返したら成長した経済はしぼんでしまいます。
だから借金は返したらダメなんです。
その辺の説明を学生さんたちにして欲しかったです。
GHQの日本貧困化対策、日本再軍備抑制政策についてのべています。
何故、日本に財政法などがあったのに昭和の日本は高度成長を遂げたのか?
朝鮮戦争の勃発がそれを成した。
GHQの日本共産化容認。
財政法を知った安倍総理は何とかしなければと行動しようとしていた。
西田さんは安倍総理暗殺の裏には財務省が居るのでは?
ということもちらっと考えてしまうようです。
いずれにしても、日本を背負ってくれる若い学生たちが西田氏の話を聞く機会を得たことは喜ばしいことです。
【講演会レジュメ】MMT 通貨の本質は誰かの負債である。
ダウンロードです。
https://www.showyou.jp/dc/%E3%80%90%E...
オマケです。
1971年のニクソンショックで1ドル360円が崩れ、1985年のプラザ合意で更に円高は進んだこと。
プラザ合意以前の円安でも日本は高度成長を遂げたこと。
このときの円高が原因でコスト削減のために非正規労働者が増えた。プラザ合意以前の状態に戻すことか必要と言います。
下記の街頭演説でも西田さんは別の視点から話をしています。
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