自立心

日本人である皆さんは、人の家に遊びにいって、「お食事は何を食べたいですか？」と聞かれたら、
「お寿司が食べたいです」「天ぷらが食べたいです」と自分の好物を素直に、はっきりと相手に言えますか。　
「何でも結構です」「お任せします」「お構いなく」　と答える人がほとんどでしょう。
それが日本人の謙虚さであり、長所でもあります。
しかしこれが外国人から観ると、
「なんと日本人というのは優柔不断で自分の主張というものをもたないのだ」
となり、評価が下がるのです。

一長一短ですが、日本人は急いで超越しなけれらないものがあります。

かつて私が一時期ご縁をいただいていたロッキーマウンテン・ミステリースクールを主宰するグッドニー・グドナソンさん（今、私は彼を高く評価していません）は、世界は日本を模範としてユートピアへと向かうとはっきりと語りました。
彼は日本の天皇についても、日本の天皇は特別な存在で、他の世界の皇室とはまったく異なり、唯一、宇宙創造神と直接つながっている存在であるとも言いました。
彼の妻もサイキックで日本人のチャクラは左回りが多いと言いました。これは日本人だけの現象で、神と繋がるチャクラとのことです。

またアメリカ人チャネラーのリサ･ロイヤルさんがチャネルするジャーメインという意識の集合体は、日本には統合のエネルギーが満ちていて、西洋と東洋を統合するのは世界中探しても日本しかあり得ないと言います。
以上の茶色の文字の箇所は私がそれぞれ本人から直接聞いた情報です。

日本が世界の中心、世界の雛形であるということはサイキックの人の多くが知っているのかもしれません。

日本人は元々世界でもっとも神と直接つながっている民族です。
これをある程度裏付けることとして、音楽やスポーツと言った文化に他国とは大きな違いを見ることが出来ます。

長くなるので少しだけにしますが、日本人は音楽やスポーツ、舞踊においてもその質は西洋とは全く異なります。本来日本人は自立して神と繋がっているから集団では動く学びは必要ないのです。
否、だった、のです。

バレーと日本舞踊、野球やサッカーの球技と羽根つき。
スポーツというより武道ですが、柔道、剣道、相撲、弓道。
音楽では西洋のオーケストラのような集団の演奏はなく、和太鼓、三味線、尺八なども一人で奏でます。
これは調和を学ぶ必要が日本人には既に少なかったからだと思います。
しかしどうもそれは嘗ての日本人だからか知れません。
今の日本人は縦（神）の意思を受け入れ横（他人）と繋がるということをしていません。
十字架の縦軸は神との調和で横軸は隣人との調和です。

神と繋がるということは神の子である魂を経由して心が繋がることで、心魂一体を意味します。
縦軸を観ず、神と繋がらず神の意思を知らずに皆で横軸、つまり他人ばかり見ています。
縦軸と横軸がリンクしていないのです。これを妨げているのが不純な心です。
エゴ、怒り、羨望、嫉妬、不平不満、猜疑心、恐怖心などの汚れが真心に付着していてなかなか魂と繋がれません。

魂は神の子ですから、自分の使命を知っています。
その魂と繋がれるほどに人は他人のことを気にしないで、本当の自分を真っ直ぐに生きることが出来ます。
それを完全に忘れていて世界で一番自分を生きていない民族、自立できない民族がいまの日本人です。

昨日の中国による台湾進攻を読むと怖くなった人もいるでしょうが、日本は世界の中心ですので天から観ても大切な国です。
そんな簡単に中国の属国にはならないのも事実だと思います（我慢の限界はありますが）。
中国だって戦争をした経験のある軍人はもういないし、崩壊間近の中国経済と中国兵の志気の無さは有名なので、台湾に侵攻してもそんなに簡単に占領は出来ないかも知れません。
しかしこのまま自分を見失って、人からどう思われるかとビクビクしてマスクも取れないようではいけないのです。
それでは日本はユートピアを日本から創るという使命を思い出せません。

情報戦略アナリストの山岡鉄秀さんはオーストラリアと深い縁があり、今回もオーストラリアから帰って来た感想をＣＧＳで述べています。
これまでここで書いてきたことに関連性が強いです。

日本人、本当に困ったものです。