憲法は要らない

吉野敏明
「小学校の先生から天皇陛下は戦争犯罪人だと教えられた。
横浜は左翼政権だった」

西田昌司
「いろいろと不幸が起きているが、それは私たちに気付かせてくれている」

吉野敏明
「みんなリスクを取らなくなって、大和魂がなくなった」
「生きがいと生きる目的は違う」

生きる目的は自分の役割、使命です。

西田昌司
「憲法は要らない」

吉野敏明
「自民党が結党されたときの党の要綱が一番正しい」

西田昌司
「憲法を変えることが目的ではない」「失われた歴史を取り戻すこと」
「僕は憲法は要らないという派だから」
「十七条の憲法一本で良いんです」
「僕は憲法全部やめて教育勅語だけ教えといたらいいと思う、本当の話」

いやいや西田参議院議員からこういう話が出るとは思いませんでした。
実に頭が柔軟な人です。
西田氏は宇宙の法則に造詣が深い訳ではないと思いますので、頭が柔軟でないとこういう発想は出てきません。

本当のことを言うと、教育勅語というより魂と繋がる、心魂一体に成るための教育なのです。

正邪善悪について触れてみます。
正邪とは「正しいこと」と「正しくないこと」で、これは人間には判らないのです。
だから憲法とか法律とかいう形而上のルールを善悪として作っているのです。

善悪は人が決めたことですから固定できますが、正しいか否かは固定できません。
人によって違うのです。
人の意識が成長する運動はすべて正しいことです。戦争をして成長する人にとっては、それも正しいことです。

人の命は確かに尊いものですが、人は何千回と生まれ変わって色々な経験をします。存命することより成長することが大事です。
人はその生涯において召喚しようと決めた分のカルマが償還されたとき死にます。
地球はユートピアではないので地球人は皆カルマを持ちます。
カルマは人から見ると所謂不幸を作りますが成長のための素材です。

そして成長するにしたがって善悪の判断ではなくて魂の意思である正邪を直観として受け入れて動くようになります。
これが成長の順番です。
正邪善悪については私が書いた本に説明してあります。
良いことと正しいことの違い

善悪の判断から正邪の判断へ、それが成長の順序なのです。

が、法治国家が最善、民主主義が最善で思考が止まっちゃうのです。先に行かないのです。氣づいていないから行けないのです。
本当は違うのです。西田さんが正しい。

今日は書きませんが、民主主義も同じで終極の秩序ではありません。民主主義は少数の人側の妥協で成り立ちます。
ユートピアには妥協はありません。終極の秩序に妥協はありません。
ユートピアとは自他一体の世界だからです。他人の利は自分の利。他人の害は自分の害。利害は常に一致します。

動物や鳥は民主主義をしていません。でも調和しています。それは欲ある自由意思がないからです。その代わり本能で秩序を保ちます。
人間は魂と繋がっていない自由意思があるので混乱を起こすのです。

　　⇩ 本能が作っている鳥の秩序。