視床出血後記

妻が脳幹の近くの視床出血をして、今はリハビリテーション病院に入院しています。
１月２６日に自宅で倒れました。
それで暫しはブログも書いていましたが、色々とあってＵＰが少なくなっています。
家事は全部私がしています。
息子の仕事がリモートなので食事作りが大変。

妻が倒れてから日記のように文書を暫し書いていて、それを公開します。
人生には偶然など無く、全部理由があります。
初めは公開するつもりはなかったのですが、読者の方の霊的な理解にも繋がると思って公開することにしました。

2023年1月26日18時頃「お父さん」と呼ぶ妻の声が聞こえた。
食事の時間だったので、食事が出来たということと思っていた。

しかし食事だったら「ご飯ですよ」だろう。
また妻の呼ぶ大声が聞こえた。

嫌な予感。
いそいでキッチンに駆け付ける。
息子も直ぐに来た。

妻がキッチンで倒れていた。
左半身が動かないと言う。

脳梗塞か？
しかし2年に一度受けている脳ドックではいつも妻は優等生。
脳出血かもと思う。

救急車を呼んで15分ほどで来た。
東京曳舟病院でMRA検査。視床出血と判明。

ICUで入院。
そのときには妻は唖然としていた。左半身が麻痺して全く動かない。
私は終電近くで家に向かう。

１月27日

この日は私の誕生日。
トンデモナイ誕生日になってしまった。

朝、主治医から電話あって、意識もしっかりしていて落ち着いているとのこと。

私は敢えて主治医に尋ねた。

「車椅子と杖で歩くのとどちらになりますか？」

医師は「車椅子です」と即答した。一瞬、頭の中が空っぽになった。

ショックというより受け入れなければという想いが湧いた。

医師は少し話されてから、車椅子と言ったことを後悔したのか「まだ始まったばかりでその話はまだ早すぎます」と言った。

昼間に頭の中を整理していた。これからどうしよう。

そして妻の血圧が高くなって心配になって病院に行った方が良いのではないかと思いつつも妻には何も言わなかったことを強く後悔。

私の高血圧の判断は自分の歳+90歳で妻の場合は上の上限が152なのだがそれを大きく超え、高い時は200を超えていたからだ。妻の判断に任せていたことを深く後悔した。

そうこうしている内に妻の携帯を見た。大阪の弟とのやり取りがあった。
昨年１１月に他界した妻の父の死後の事務的処理は、弟が大阪にいるために妻が全てやった。
施設に入っている母親が大阪で生活することになり、そんな手続きも妻がしていた。
それで可なり疲労していたことも今回の疾患発症と関係あるのだろう。

妻の携帯のLineに大阪の弟に「お母さんの最後の書類をゆうパックで送った」とあった。

これは神の御加護、お計らいではないのか？　そんな直観が横切った。
一連の仕事が終わるまで待っていてくれたのではないか？

考えてみたら天のお計らいが満載していた。
家に私と息子がいるときに倒れた幸運。
救急車が１５分ほどで来た幸運。今はワクチンで病気も多く、そんなに早く来ない。
救急車の中で救命員と話したが、今は休む暇がないという。

受け入れる病院が家を出る前に決まった。
たらい回しになるケースが多い昨今、運が良過ぎ。
後で書くがリハビリ病院もすんなり決まった（これが混んでいる）。
全てが順調だった。

妻はスピ系のことは全く興味がないが、ともかく明るい。これも不思議である。
元々明るい性格ではないのに倒れる前より明るくなっている。
自分の状態を理解しているのか？と心配になる（笑）
話は普通にできて、記憶力も不通にある。

つまり妻の魂は「これで良いのだ」と分かっているので、それが意識に伝わっているということのようだ。

妻の母親が４年前に脳梗塞になって左半身に麻痺が残った。
ゆっくり歩けるが、左手はぶらりとしていて全く動かない。
暫しは「死にたい死にたい」と言っていた。
今も時々言うが、妻は全然めげていない。

そして主治医が車椅子になる可能性が高いと言ったのは私への天のテストではないかと思った。
医師に告げられた時は頭の中が真っ白だったが、大きなショックはなかった。
それよりも受け入れようという気持ちが強かった。

それで紙に妻は「自力で歩けるようになる」と「車椅子や杖なしでは生活できなくなる」と並べて書いて、ペンジュラムでリーディングした。

自力歩行にペンジュラムをかざすと右に回りだし、車いすにかざすと縦に回った。歩けるようになるという答えだ。
私の場合はYESが時計回りでNOが縦に振れる。
このリーディングはその後何百回としたが全部、自力歩行で時計回りに回った。

続く

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