貴乃花親方といい、日本ハムからポスティングでメジャー入り予定の大谷翔平投手(23)といい、世間の常識を破る人が出現してきているのは時代の変化でしょうか?
旧人類はなかなか追いつけないようです。
角界の暴力事件が何となく治まり初め、話題が貴乃花親方の奇妙とも見える行動批判に移っています。
この問題が中々終わらないのは、ひとつに相撲界の「八百長」というタブーをマスコミが破れないからです。
大元の原因に蓋をしていては話はいつまで経っても終わらないのは当たり前です。
暴力団を絡めた八百長から足を洗い、ガチンコ相撲を取り戻す決断をすることですが、利害など絡んでいてなかなか難しいのです。
しかし時代が変わろうとするとき、勇気をもって古い常識に誰かがくさびを打ち込まないと変化は起きないのです。
その意味では、貴乃花親方は時代を変える犠牲者とも言えなくはないのです。
混乱の大元が今回、あぶりだされずに終わるかは判りませんが、八百長がうやむやに続いていたら、変化のためにはもっと大きな「事件」が待っていることでしょう。
八百長は暴力団の資金源となっているので、問題解決はなかなか大変です。
社会がユートピアという理想に近づくためには、人の心を変える試練が不可欠です。
さて、日本ハムファイターズの大谷選手も常識を覆している選手です。
2016年と2017年の2年連続でニューヨーク・ポストの「MLBで今年最も興味深い50人」に選出された選手で、MLBもそれだけ大注目です。
結果がどうなるか楽しみです。
「(前略)カネはいらないがメジャーでプレーしたいと言った選手は初めてだ。
こんな選手が出てくるとは思いもしなかった」とキャッシュマンGMは肩を落とした。
下記文書も上記リンクのものですが、相撲のモンゴル軍団とは対照的ですね。
【大リーグ公式サイトは「大谷は日本人選手が所属し、活躍している球団も好まないようだ」などとも報じている。有力候補とされていたドジャースは西海岸球団だが、市場規模は大きい球団である。】
速いポスティングは契約金に不利ですが、
【もう何年か(ポスティングを)待てば総額1億ドル(約112億円)以上の契約が望めるにも関わらず、現時点で渡米してくることからわかっていたのは、優先事項が”お金”ではないことくらいだ。】