目標を持たない生き方２

私は以前、「宇宙の理」に掲載した「目標を持たない生き方」という文書を公開しました。

なかなか受け入れられない考え方です。

しっかりした目標はしっかりした結果がやってきて、
いい加減な目標はいい加減な結果しかやってこない。

と言われます。

でも、時代ごとに変わっていきます。
正確には「時代」ではなくて「人」であり、「人の心」です。

スターバックスコーヒーと提携して日本でチェーン店を作っていったサザビーの鈴木睦三社長がスターバックスを始めたとき、彼は世の中は変化するがゆえに「最終的な目標はあえて挙げない。先を決めずにいつも新しい変化を楽しみたいから」と日本経済新聞のインタビューに応えました。
・エネルギーを塞き止める反面教師

これは「今ここを生きる」というとても高度な生き方で、目標を立てないことで誰もが成功するとは限りません。

しかし魂と繋がって「引き寄せの法則」など考えずに純粋に生きられることが最高の生き方だと思います。
それが実現したとき、本当の飛躍が成り立つことが現実にあります。

そんな生き方をして成功した人の記事が、先日のダイアモンドオンラインにありました。
http://diamond.jp/articles/-/167226

大創産業会長の矢野博丈氏です。

下記はダイアモンドオンライン 2ページ目から転載（ゴシックはとびら）。
結局、40年間、経営計画書なるものを作らないまま今日まで来た。作らないのではなく、作れなかったのだ。
売り上げというのはお客さまが作るものであって、われわれが勝手に決められるものではない。
なまじ経営計画なんかを作ると、それを達成するために無理をすることになる。
結果的にお客さまからソッポを向かれる可能性がある。
その思いは、まだ規模が小さかった当時から今に至るまで変わっていない。

そして国内外に5000店舗、1つのアイテムは100万個単位、毎月700アイテムを生み出す会社に成長しました。

やっぱり最終目標は「目標を持たずに歩める今ここの自分に成ること」です。