東国三社

ＪＥＳがまた懐深い所見せました。

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5月12日の土曜日、朝の8時半に東京都荒川区の自宅を出て、東国三社に行ってきました。
夕方茨城県に用事が出来て、せっかくなので前々から行きたかったので計画しました。

東国三社とは香取神宮、息栖神社、鹿島神宮のことで、江戸時代以前には「伊勢神宮」「鹿島神宮」と「香取神宮」の三社のみが「神宮」と称されていたほどの有名な神社です。

千葉県の香取神宮（上の写真）から入ろうと思いましたが、香取神宮には元香取と言われる大戸神社があることを知り、大戸神社から参拝しました。
香取神宮から5キロほど西に在ります。

8時半に家を出て高速を使わずに下を走りました。
ケチったわけではなくて土曜日なので道が空いていると思い、また運転が好きなのでとりあえず下をドライブしたかったのです。
走ってみて込んでたら高速をと思いましたが、すいすい走り11時前には大戸神社につきました。
参拝客も神社の人も誰もいないで静かでした。

次に香取神宮。

流石に大戸神社とは違い全国約400社の香取神社の総本社だけあり、参道脇にはお食事処やお土産屋さんなど、いろいろなお店で賑わっていました。
12時前だったので込む前にと、ここで早めの昼食をとり参拝しました。

境内には土曜日なのに人もまばらでした。

後で調べていて知りましたが、香取神宮の最初の鳥居は、「津宮浜鳥居(つのみやはまとりい)」と言い、境内とは別のとこにあります。

またの機会にぜひ行きたいです。

次に茨城県の息栖神社。

息栖神社の御神体は井戸なのだそうです。この記事を書いていて色々調べると後で解かったことです。
この井戸には忍塩井(おしおい)という清水が湧きだしておりお水取りといって、持ち帰ることもできます。
手水舎（ちょうずや）にはうれしい龍。

この神社の御神木では近づいて手を広げてエネルギーを感じると両腕がヂリヂリと痺れる感じがしました。

結構はっきりと感じました。

そして鹿島神宮に行く前に、鹿島神宮には元鹿島と言われる古社「大生（おおう）神社」があるとのことで行ってきました。
小さな神社を想像していましたが、立派な神社でした。
祭神は鹿島神宮と同じ健御雷之男神(たけみかずちのおのかみ)（武甕槌神）で、元鹿島と言われるのは御祭神が最初にこの地で祭られた場所と言い伝えられているかららしいです。そして、今の鹿島神宮に遷宮されたと伝えられているようです。

潮来市の北端にあります。
私の年代ですと、潮来と言えばレコード大賞の第一回新人賞を取った橋幸夫の「潮来笠」や花村菊江の「潮来花嫁さん」を思い出して行きたくなるところです。
次回はゆっくりと潮来も見てみたいです。6月初旬の水郷潮来あやめ園を意識しておきます。

最後は鹿島アントラーズで地名がメジャーになった鹿島神宮。

一番大きくて一番立派で参拝客も一番多かった。

参道も神々しく長く続いていました。

鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を御祭神とする、香取神宮とともに2600年前の神武天皇元年創建の由緒ある神社だとか。
全国約600社ある鹿島神社の総本社で、関東最古の神社なのだとか。
本殿が参道をしばし進んで右にあり、更に神々しい奥参道を300mほど進んだ右手には、建御雷神の荒魂を祀る「奥宮」があります。

この鹿島神宮と香取神宮と息栖神社の東国三社を結ぶと息栖神社の角が約90度の直角二等辺三角形になり富士山を意識して建てられているようです。

香取神宮は本殿が北面で、本殿に参拝した時、直角右手方向が富士山。
鹿島神宮は本殿が南面で、本殿に参拝した時、直角左手方向が富士山。
息栖神社は本殿が西面で、本殿に参拝した時、正面の方向が富士山です。

食事の20分以外休憩なしで巡り、15時半には五社の参拝を全て終えていました。
道路が空いていて信号もほとんど青、ここまで走行距離は約120キロ。ホンダのオデッセイで何とびっくり、1リッター24キロ走りました。交通費はガソリン代のみで700円強。
その後、別件で北に50キロ向かいましたが、5社だけでしたら夕方には東京に戻れる感じです。
車だとこんなに簡単に行けるとは知りませんでした。

また菖蒲の時期にでも行ってきます。