オウムから死刑制度再考

お勧めインソールの記事を書いていて、下駄や草履の良さを再認識して、家の中のスリッパ代わりの内履きとして草履を頼みました。

いつものように注意散漫で間違えて女性用を頼んでしまいましたが、多分柄が女性用という意味と思います。

数字はちゃんと見ていてＬＬで発注しました。丁度いい大きさ。履いてみて良かったです。

親指と人差し指が離れるのと、しっかりと指が床を蹴るので外反母趾には良いのです。
赤いのはインソールで付属していません。

オーム真理教の7人が今月6日に死刑になって、死刑と許し（「光をくれた人」より）の記事を書きましたが、また昨日、6人が死刑になりました。
　「光をくれた人」はWOWOWで8月3日午前6時半から再放映されます。

宇宙に善悪はないので、宇宙の法則から観れば、死刑は良いとか悪いとかいうものではないものなのです。
死刑だけではなくて全てが同じです。

終局的には真理の理解が深くなると自他分離意識の「恨み」という被害者意識がすべての混乱を作り、自分の理想とする人生を作っていない原因のひとつであることに気づいてきます。

また善悪はすべて、善を演じる人と悪を演じる人で役割を分担してカルマを作り、進化成長の題材を演じているに過ぎないことも分かってくるので、恨みは無くなるものです。

正しいこと（意識の進化に導く運動）を知るためには分離意識から生まれる悪を経験して、善を理解し、善が正しいことに常に統一されて同義となる社会へと発展する必要があります。

しかし私を含めて理屈では分かっていても、やはり一時的に悪といわれているものに自分が遭遇すると、許せないという強い感情が沸くものです。
まあ、それが感情を持つ人間の素直な反応です。善人ぶることはできません。

一般の常識人が読むＳＮＳ（ソーシャルネットワークサービス）で書いたらあっという間に炎上してしまうでしょうが、また少し書いてみます。

一つ死刑の背景を言うと、オウムの幹部の人たちを死刑にしないとオウムの裏にある創価学会と、統一教会のオウムとの係わり（大本）があることを自白されてしまうからです。
キーワードを入れて検索してみてください。

昨日、テレビのワイドショーを観ていたら女性弁護士の方がコメンテーターとして出演していて、死刑制度を肯定していました。

先進国では日本とアメリカの一部だけが死刑制度があります。
私は「だから死刑はいけない」と多数決から物言いを述べるのではありませんが、極悪も許していこうという意識が日本よりも欧米にはあるようです。
一方、日本で意識調査すると8割ぐらいの人が死刑に賛成の意を示しています。

女性コメンテーターが言うには、仇討制度を引き合いに出していました。
国が仇討を被害者家族の代わりにしてくれると。
つまり仇討を正当化しているとも取れる発言です。

池波正太郎によると、江戸時代などの仇討制度は、犠牲者の家族が自ら進んで仇討をしたとは限らないと言います。
「検索：仇討ちと死刑」
仇討しないのは勇気がないとみられ、世間・親族から非難されるのでせざるを得ない場合が多いと書いていました。

どちらにしても、目には目をという仕返しがされていることになりますが、この目には目をがいつまでも混乱を生んでいるのです。

カルマは恨みから生じているからです。

カルマが恨みから生じているということは、宇宙学の「宇宙の理」から学びました。
病気やその他の艱難で苦しんでいる宇宙学の会員（読者）の方が、その元の浄化を宇宙学発行元のコスモロジーに依頼します。

その時の浄化で、不幸の原因を作っている（憑依している）霊魂をお呼びして理由を聞きます。
昔は「御神行」と言っていましたが、現在は「多次元カウンセリング」と言います。

神主（かんぬし）と審神者（さにわ）の二者で行う神道における降霊（交霊）為されます。

宇宙学の場合は降霊を受ける神主の役割をする者を補助器、降霊した霊とお話しする審神者の役割をする者を受諭者といい、受諭者が補助器に降霊した霊を諭して光の場に導きます。

単なる除霊が効き目がないのは恨みの霊が納得しないままに無理やり引き離すので恨みが晴れずにまた戻ってきてしまうのです。
恨んでいる霊に納得してもらって光の場に行っていただくことが戻らない除霊には必須なのです。

悩みを持たれている会員（読者）は後に送られてくる降霊の実況テープ（現在はＣＤ）を聞き、記憶になくとも自分の過去の悪行を深く反省するということで病や艱難のカルマの元である恨みから解放されていきます。

もちろん、前にも書きましたがカルマは勝手に償還できませんので、このような恨む者の納得があり、恨まれているものの反省がありはじめて償還されますが、これが不充分の場合はカルマの学びを現世で続けなければなりません。

私はこの御神業を宇宙の理という雑誌の「本日の学び」というコーナーに20ページに亘ってまとめるという作業を何年もしていた時期がありました。
その作業の過程で読者の悩みの元を浄化するテープを書き起こしたものを何百と（500以上は）読みました。

その殆どが恨みの霊なのです。

そんな経験からカルマの元は恨みと判断できるのです。
地球人が被害者意識のない人の集合であれば、常に人を赦しているのでカルマが発生せず、即、ユートピアになっているのです。
被害者意識は自他分離が元で湧き、自他一体はすべてを自分のこととして（自分が主役として）脇役を援助者として赦します。

その前にユートピアでは被害を作る必要がありません。カルマが必要ないからです。
ユートピアはカルマで進化する星ではないのです。

仇討、仕返し、目には目を、が正当化されるのはそれだけ人類に自他一体感がなく、恨みの感情に支配されているからです。
恨みの感情が心の奥にある限り、恨みが起きる出来事が引き付けられるのです。

こういう終極の真理も意識の成長があって始めて自然となされるので、今日本人が死刑を選択しているのはそれなりに正しいこととも言えますが、いつかはすべてを自分のこととして受け入れるまでに成長する必要があります。

自分の人生という舞台の主役は自分で、悪人は自分の進化成長のために脇役を演じているのです。

そして悪人は悪人で自分の舞台の主役を演じているのです。

地球社会はそれがクロスしている社会で、互いに学びあっているのです。