次元と密度①

「5次元」だとか「第5密度」だとかいう語彙がスピ系の読み物に出てきますが、次元と密度とは如何に違うのでしょうか？
これについては以前少しブログに書きましたが、今年の「宇宙の理」の6月号にも書いていますので、そこから一部転載し、加筆してみます。

マザーテレサは言いました。

「平和集会には行くけれど、戦争反対集会にはいかない」と。
何故でしょうか。
一つに、戦争反対との正義の叫びは戦争に意識を集中させることになります。

一つに、私たちの想いが現実を作っているので、戦争反対という否定的な想いではなく、戦争が作られて学ばなければならない原因追及こそ、必要ということなのです。

デモが少ない日本人

アメリカでは銃の乱射が次々に起きています。

昨年10月１日にはラスベガスで58人が亡くなるという最悪の事件が起きました。今年もフロリダなどで銃の乱射が起きていて、どうにも止まりません。アメリカには３億丁の銃があり毎年３万人が銃の犠牲になっています。17人が殺害されたフロリダの高校の銃乱射事件後には銃による暴力へのデモ活動がホワイトハウス前などで起き、活発化しています。

3月24日、銃規制強化を求める「私たちの命のための行進」が全米約700カ所（主催者発表）で行われ、参加者は首都ワシントンで約80万人に達し、全米では100万人を超えたと報道されました（３月25日毎日新聞）」

私はこのようなニュースを見ると、アメリカ人の行動力は凄いなといつも思い、その点日本人は政府や社会の悪に対して何と寛大なのかと思うことがあります。
しかし一方では、冒頭のマザーテレサの言葉に沿った意識が日本人にはあるのかとも思います。

意識は波動

心の意識の波動が私たちの環境を作り、現象を引き寄せ作っています。今日は波動について考えます。

波動のレベルは、三次元、四次元、五次元という言い方だけでなく「第〇密度」という言い方で表されることがあります。

次元の場合、三次元を物質世界、四次元を波動の世界という観念とすることがあります。
この場合、四次元は死後の世界とか見えない世界という意味になります。

一次元が「線」、
二次元が「平面」、
三次元が「立方体」、
四次元にはそれに「時空」が加わる、

という観念でしょう。時空を移動するには物質であってはできないので、目に見えない世界となります。

いま地球は三次元で、良い宇宙人は四次元以上で波動が違っているので、三次元の人間の目には良い宇宙人は見えないと思っている人も居るでしょう。
そういう方は地球がアセンションしたら目に見えない四次元に移行すると思っているかも知れません。

そうすると地球がアセンションをしても、アセンションできなかった人は古い地球で生きられて、アセンションした人はパラレルワールドのようなところに移動することと考えているかもしれません。

しかし現実には、第四密度も第五密度も所謂、物質世界です。
物質世界が三次元で目に見えない世界が4次元というのなら、私たちは肉体を持った三次元に居ながら身も心も第四密度、そして第五密度の世界へとアセンションするのです。

肉体も今のままですが、精神が密度を上げるとともに肉体の波動密度も上がるということで、決して目に見えない別の世界に移行するわけではないと理解しています。
だから次元よりも第〇密度という言い方のほうが誤解を招かないようです。

密度という場合ですが、波動密度が高い（大きい数字）と重くなる感じで、密度が薄いとスカスカと言う感じで、高いほどに情報が詰まっていて多くの情報をキャッチできるという感覚になります。

何となく次元は物理的な環境状況を指していて、密度は精神的な意識のレベルを指していると理解すると混乱しません。

本当にたまたまですが、いまサイトを覗いていたらパシャールが私と同じようなことを言っているようです。

尚、現在は第4密度の入り口に居るというのが、スピ系では一般的のようです。

また第4密度に入ってしまうと第五密度のユートピアには然程年数がかからないとも言われています。

次回からは、何故私がこの論理を持ったかをこの論理を書いてみます。

― つづく ―

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