なぜ江戸っ子は宵越しの金を持たなかったのか

夢の酵素、第一次モニターは10名に達したので締め切りましたが、また5つ発注しました。

とはいってもすでにあと3名ですが。

遠慮しないで応募してください。私は殆ど損をしない仕組みになっていますので。

また日本の内部留保が増えました。昨年より1割増えて446兆円です。

つまり企業は儲かっている。しかし利益に対しての給与の分配率は逆に下がっている、つまり給料を上げないわけです。
だから庶民としては景気が良いとは感じません。

それほどに日本人の本質はケチなのですね。
企業経営者は国民の写し鏡です。
実際に国民も貯金ばかししていてお金を使いません。

政治家も同じ。
宇宙の法則からすると、国民も政治家と同じくらい嘘をついているはずなのです。

お金はエネルギーですから、使わないと腐ってしまいます。
円とはサイクルです。エネルギーの回るもので循環しないと腐るのです。

その辺のことはここに書きましたので興味あったらお読みください。
・お金はエネルギーということ

江戸っ子は宵越しの金を持たないといいます、日本人の気質がケチなものに変わってしまったのでしょうか。
なぜ江戸っ子は宵越しの金を持たなかったのか知っていますか？
冒頭の写真がヒントになっているので、もうお気づきでしょう。

先日友人から聞きましたが、なぜ江戸っ子は宵越しの金を持たなかったのかというと、火事が多かったのでお金をためてもすぐに燃えてなくなってしまうからだそうです。

それでネットでいろいろと調べました。
日本人なぜ宵越しの金を持たなかったのか　火事

 ハテヘイの日記さんからの引用です。

それは江戸期に火事が多かったからだと言われています。可能な限りの備えをしていても、いろいろな原因で火事は起こります。そして密集していた江戸の家屋は全て木と紙で出来ていた為、一度火がつくと燎原のように焼き尽くしてしまう事がしばしばでした。そこで町火消が登場し活躍します。彼らは今のような「ホース」による火消し法がなかった為、類焼を防ぐ為に火の広がりそうなところの家を片っ端から壊して、空き地を作って行きました。そのようにして火事を終息させたわけですから、一旦火事が生じると家に置いてあるものは灰燼に帰し、又はほとんど破壊されてしまいます。ですから下層庶民は常に｢荷を軽くしておく」必要がありました。余計なモノは一切持たないという精神です。そこから｢足るを知る」ささやかな幸福が生まれて来ます。モノが溢れかえっていながら、少しも幸福感のない現代人は大いに見習うべきではないですか。

何だそういう訳かとちょっとがっかりですが、ケチではなかったとか。

江戸人はケチではありませんでした。所持金は家を焼かれて困っている人々の為に惜しげもなく使われたのです。そのようにして彼らは「人とのかかわり」を大事にしました。冠婚葬祭という年中行事も多かったわけですが、そこでも気前良く金を出す、互いに助け合う、職を失ってしまえば、今大いに見直されている「仕事の分かち合い」（ワークシェアリング）が生きていたのです。そうやってお金が出ても、巡り巡って結局自分のところに戻って来ます。だから商人が利ざやを取り過ぎると、「儲け主義」として軽蔑され、人々の信頼を失いました。

素晴らしい文化だった江戸時代、日本人の魂はここにあったようです。