日本の使命6 (天への願い)

下記は、2003年に「宇宙の理」に書いた「日本の使命」をリライトしています。
その時の社会の出来事などに合わせて書いている記事が多いため、時代背景が今と余りにも違いすぎて掲載に躊躇してスルーしてしまう記事が多いのに驚いています。
改めて波動の変化が急激に起きているので、社会環境も大きく変わっていると感じています。

今日は私がサラーマン時代に自分で見つけてきて立ち上げた事業が窮地に追い込まれたときのエネルギーの氣づきについて書いた記事の一部です。

日本のことに興味ある方は「日本のこと」のリンクもお読みください。

お願いは真剣勝負

　お願いというと何か勝手な頼み、自分で問題を解こうとせずに人頼みしているようですが、これを提案、発案ととらえると、単なる我侭とはちがうのです。
　これは一種の〝宣言〟なのです。
　お願いしたことは必ず何らかの形で願った者に返ってきます（提案の動機が正しければ正しき回答が、邪だと邪な回答が返る）。ですから、お願いするということは天の存在を（それが守護霊か、指導霊か、創造神かは分からないが）動かせるということです。天に仕事をさせるということです。
　ですから責任も伴うのです。気軽にお願いしていいと思いますが、気軽であってもお願いした責任は大きいです。最低限、回答やヒントが返ってきたら、その天の労働・奉仕に対して真摯に対応しようという決意は必要です。

たとえば、
　私は10年ほど前から病院に院内誌を代行作製する仕事の営業をしています（これは会社から辞令を受けた。会社の人事にも共同創造は起きているが、ここまではまだ無意識の共同創造）。それで初め、この仕事が余りうまく進んでいなかったとき、お力添えをお願いしました。「願いが叶えば私は日本中を周って光を降ろす旅を続けることができます」「それを実現させるための仕事であれば私は努力を惜しみません」と。
　常にそう心に願っていました。また、時にはそれを声に出してお願いしました。これは大枠のお願いであるわけですが、実際の仕事の中でも細部にわたって自分の意図することを告げ、それをイメージしながら、それについての協力を依頼するというわけです。

　そして自分はこういう仕事をしたい、こういう人間関係を作りたい、体の不調を治したいという具体的な願いへの回答は、人から何気なしに言われた言葉であったり、人との偶然の出会いであったり、社内の人事異動であったりといった、無意識で偶然の変化やヒントとしてやってくる場合が多いといえるでしょう。
　依頼者の三次元での行動・努力を抜きにして、ストレートに願いを叶えるということは先ずありません。

　映画「マトリックス」の言葉を借りれば、「扉までは案内するが、扉は自分で開けなければならない」であり、その扉も抽象的なものです。扉らしきものを示してくれるのですが、扉と信じられるかとか、信じても面倒くさがらずに確りと開けられるかとか、願いを実現させるか否かは、やはり自分なのです。
　ここが既存の宗教と実際の進化の法則との決定的な違いでもあります。

　それでも先の私の願いは努力不足で叶っていないことの方が多いのですが、その仕事が斜陽になってくると別の事業がやってきて、私の前で「私を扱ってください」というように囁いているように感じることもありました。
　これは「天の仕組み」でもあるのですが、それをどのように現実化していくかということは、人間としての意図を示し、協力を仰いだ上で行動しなければならないということになります。

　出張を予定している地域の周辺からは、あたかもそれを知っていたかのように顧客から訪問依頼がよく来たものでした。
　例えばこの記事。
http://hws8.spaaqs.ne.jp/koganeitruegate/sonota/kodawari/97.01dobututachi-karano-okurimono%20.html

　このように意図して、そのための協力を要請していくと、どう考えても余りにも偶然にしてはできすぎている、という奇跡が次々に起きてきたものでした。その一つひとつは細かなことなのですが、こういうエネルギーの動きが自信、神への信義に繋がっていくのです。

　先述しましたが、「宇宙の理」誌の天のメッセージ ♪光の調べ（８月号）♪ には、
【天の意に乗って生きているだけでは間に合わない。意図的に生きよ！】とありますが、その後すぐに、【吾が内なる意識を引き出し、・・・】とあります。
　吾が内なる（神の）意識を離れて、人間の意識だけの意図で現実を正しく創造する（生きる）ということはあり得ないのです。

　ひとつ私の経験を書きますが、私が勤める会社の仕事で或る恐怖心を抱いていたときのことです。
　私が自ら探してきた仕事の提携先企業（Ｍ社）の業績が芳しくなく、倒産の可能性も出てきたときでした。　直属の取締役が私にこう言うのです。「昨日、とても怖い夢を見たよ。Ｍ社が倒産した夢だった。ほんとに怖かった」と…

　そのとき私は彼の言葉に引き込まれ、背筋がゾッとしたのを覚えています。
　何故ならば会社も取締役も知らなかったのですが、実はＭ社は倒産寸前だったことを私だけが知っていたのでした。会社では「ほうれんそう」といって報告・連絡・相談を義務付けるのですが、Ｍ社が倒産しそうだなどと言ったらすぐに仕事から手を引けと言われるのは分かっていました。
　この仕事に関してはズッと天と共に共同創造をしてきたという確信があったので、きっと何とかなると信じて、社には真実を秘密にして事業を継続し続けていたのでした。
　しかし私の信義は100％ではなかったのでした。ゾッとした背中はそれを私に教えてくれました。そしてすぐに私の中からこういう思いが湧いてきました。

「これはテストだ（取締役を通して私が恐怖を感じるように仕向けた）」…と。
　神を100％信じるというところまではなかなか行かないものです。私の場合は95％程度だったかも知れません。
　しかし仕組まれたテストだという直観がやってきたら、神を信じる心は3ポイントぐらい上がりまして、仕事はトントン拍子に進んでいったのでした。Ｍ社は今年で３年連続黒字決算です。

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