都市閉鎖に備えは必要か

武漢ウイルスの今後の影響について、マスコミを含め報道がとても生ぬるいと思います。
経済は勿論、食についても。

久しぶりに「れいわ新選組」のYoutubeを観ていたら食糧危機について語っていました。

下記のリンクの31分のところからです。

共産党と抗争勃発？！ 100兆円の財政支出を！山本太郎とネットでおしゃべり会 2020年4月1日

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武漢ウイルスの混乱で中国などから予定していた実習生が来日できなくなって、人手不足で野菜も米の減反のようなことをしないといけないようです。
スーパーなどで販売されている野菜は国産が多いですが、それも不足しそうです。

小麦は輸入に頼っているので不足が表面化しそうです。
小麦は90%が輸入で、60%がアメリカからです。
ですから、パンとか麺とかだけでなく、ケーキや和菓子、ビスケットなどのお菓子類も値上がりすると思います。
もっともアメリカからの小麦は食べないに越したことありません。

また大豆も93%が輸入です。
醤油とか納豆、豆腐、油揚げなど日本人が1年間に食べる大豆は一人当たり8.19キログラムですが、アメリカ人はたった40グラムですから、何とアメリカ人の200倍の大豆を食べています。
それなのに国産大豆はたったの7%。どんだけトンデモナイ夏、秋、冬が待っているか想像つかないと。

小麦に関しては世界的に輸出しなくなります。

ベトナムは既にお米の輸出を停止しています。

中国は既に一部で飢餓状態です。

つまり、食糧危機が来る可能性がなりの確率で来るということです。
中国全体では飢餓になって多くの餓死者が出るでしょう。

それで私たちはどのような用意が必要でしょうか。
長期保存できるものを備蓄しましょう。

例えば乾麺。スパゲティであれば添加物に厳しい欧州輸入の「パスタ」をお勧めします。
出来れば「全粒粉」のもの。他はそば粉の多い乾蕎麦。缶詰なども。

仮に都市閉鎖になっても買い物に行けるので備蓄に関してはそんなに心配ないと思います。
問題なのは夏から冬にかけての長期的にみた食料不足と価格高騰です。

何度か書いていますが、私は毒性がなく消化も良い無農薬玄米（蒼の玄米）があれば後はゴマ塩と梅干しと海苔などがあれば半年は満足に過ごせます。いま私はこの玄米が主食です。高いですがおかず余り食べませんので大丈夫。

最悪玄米と塩だけあれば大丈夫。妻と息子は耐えられないでしょうが（笑）
玄米は完全食品に近いのでおかずは然程要りません。
これに「希望の命水」などあれば完璧。

お米の備蓄は或る程度して置いた方が良いと思います。
秋まで新米は出無いし、古米として3年経っても食べられます。
玄米でもミキサーで粉砕して水を入れて火にかければ沸騰して２分で玄米粥が出来がります。

日本の食料自給率は2018年で37%ですが、こうなった一つの原因は日本人の米離れ、洋食化です。

米の自給率は100%ですが、牛肉になると自給率は10％にまで下がります。
豚肉は49％、鶏肉は64％となっていますが、ここから外国産飼料で育てられたものを省くと豚肉6％、鶏肉8％と著しく低くなってしまいます。
つまり餌がほとんど輸入なので国産肉も長いレンジでみると可なり高騰します。
大豆がなくなって豆腐や豆乳がピンチになったら、タンパク質は魚で賄うのが良いのか？

日本の自給率は40%ですが、自給率はカロリーベースなので野菜がほとんど計算に入っていないのです。特に芋などを除いた葉野菜。
主要先進国の算出方法は、質量を元にした「生産額ベース」の食料自給率が主流です。
これで計算すると日本の自給率は60%を超えます。

ただ醤油などは日本でほぼ作っていますが、大豆などが輸入のため自給率は何と3%です。

いずれにしても、野菜も高くなるし、おいしいものが食べたいと言う欲から解放されないと苦しいことになります。
このままいって美味しいものを追い求めていると家計も火の車になっていくかも、ということです。

最後に鳴霞さんが、下記の４：３０～８：４５まで中国の食糧事情について語っています。