福島香織さん情報２

本文の前に、領事館追加閉鎖もある。

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米中、在外公館巡り応酬　トランプ氏「追加閉鎖も」（写真＝ＡＰ）

【北京=羽田野主、ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は22日の記者会見で、米国内にある中国の在外公館の追加閉鎖が「いつでもあり得る」と語っ...

本日の福島さんの有料メルマガ、一部転載します。

　米国が２１日、突然中国にヒューストンの中国総領事館の７２時間以内の撤収を要求したことで、米中関係は、まさか戦争か？というほど一気に緊迫している。２２日に中国外交部定例会見で汪文斌報道官は「これは米国の一方的な政治的挑発であり、中国は強烈に譴責する」「これまでにないエスカレートぶり」「国際法と国際関係の基本ルールに深刻に違反し、中米領事条約規定にも深刻に違反している。」「中米関係を破壊する含意があり、非常に横暴で不条理」などと激しい怒りを表明した。中国側はすぐに、この決定を撤回するよう要求、でなければ中国としても正当かつ必要な対応をとる」という。

汪文斌によれば、米国はここ最近、不当に中国に無茶な責任を押し付け続け、中国に汚名を着せて攻撃している。中国の社会制度を攻撃し、中国の駐米外交領事に難癖をつけ、米国の中国人留学生を恫喝し、捜査し、パソコンなどを押収し、不当に拘束している、という。

「米国は米中関係が対等でない、というが、実際のところ、中米双方とも相手国家の領事館の数と外交領事人員の数だけでも米国の方がずっと多い」「もし米国が一方的なやり方でくるなら、中国は断固とした措置をとる」とした。(中略)

環球時報主筆の胡錫進は微博とツイッターで、「米政府が突然中国に７２時間以内にヒューストンの領事館の閉鎖を要求した、これはクレージーな行動だ」とコメント。

いやいや段々と面白くなってきましたね。
来年の大統領選挙でトランプ大統領がバイデンに１０ポイントの差を世論調座付けられているので、中国潰しが一つの目玉になっていることも、中共に対して過激になる理由だと思います。

どうもヒューストンの領事館は、中国人留学生や研究員などの在米華人のスパイネットワークの司令部だったみたいです。
ですから、アメリカは直ぐに閉めないといけないと判断したようです。

王氏や胡錫進は「ルール違反」とか「横暴で不条理」とか「クレージー」とか言っていますが、どっちがルール違反を犯しっぱなしで、横暴で不条理ですか？
非常識でクレージーで横暴な反応をされている理由を考えもせず、自分を正当化しています。
何度もアメリカは警告しているのに、一向にスパイ行為を止めないのが原因です。

ポンペオ国務長官が言っているようにヒューストンの中国領事館を急な閉鎖を命じたのは、「中国が米国の知財権を盗んでいる」からです。
盗人は本来犯罪者ですから逮捕です。中国だったら即死刑でしょう。

共和党のマルコ・ルビオ議員も２２日のツイッターで、ヒューストン領事館を“スパイセンター”と呼びました。
「ヒューストン領事館は外交機関ではなく、中共が米国に配置した強大なスパイネットワークと影響力行使の拠点であり、閉鎖されるべきだ。スパイたちは７２時間以内に撤退しなければ逮捕される」としたのです。
つまりヒューストンの中にいる中国領事館の職員は、全員スパイなのです。

下記も福島さんのメルマガの引用。

『香港の著名実業家・袁弓夷が在米華字サイト「看中国」に、独自ルートで知りえた内幕情報として語ったところでは、ヒューストン領事館関係者が米国への亡命許可と引き換えに、内部情報を提供したことで、ヒューストン領事館が諜報活動の拠点であることが判明したらしい。いつ、だれが米国に内通したかは定かではないが、情報の真偽を含めて、さらなる続報を待たねばならない。これが、事実なら、中国内部で習近平政権の求心力が極度に衰えてきている現象を反映しているといえる』

「中国内部で習近平政権の求心力が極度に衰えてきている」

中国領事館内部の職員がアメリカに亡命させてもらう代わり、自分たちはスパイだと言ったということの情報を暴露したということでしょう。
今後もアメリカに寝返る華僑が増えるという事でしょう。

　―つづく―

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