混浴文化に見る日本文化

日本人には分からない日本の良さ - 真実の扉　の続きです。
更に上記はエデンの園は日本にあった - 真実の扉から続きます。

３/21のHEAVENESEの動画のクライマックスストーリーは「エデンの園は日本にあった」で、混浴（性）がテーマにもなっていますので、フリードリッヒ・S・クラウスというオーストリアの民族学者の著に「日本人の性生活」という本から一部紹介します。

とは言っても「なちゅらる」というブログ経由です。

下記の短い一節で、私は初めて知ることが複数ありました。

「この本には、日本人には混浴の習慣があり、女性は男性の見ているところで裸になることに抵抗がないこと。日本では離婚が非常に簡単であるため、離婚率は高いものの、離婚に対する偏見はなく、再婚は容易であること。

農村部では夜這いが盛んで、子供ができてから初めて夫婦になるデキちゃった婚が主流であること。売春は悪徳とはみなされず、売春婦は自分の職業を恥じていないこと。

未婚、既婚を問わず、男性の間には同性愛が蔓延していることなど、幕末の遺風を色濃く残す明治初期の日本人の性風俗が詳しく紹介されています。

「日本人にとって、売春と結婚の境界は限りなく曖昧である」などという文章を発見すると嬉しくなります（笑）

この本がヨーロッパで出版されるとベストセラーになり、ヨーロッパ人の間で「性の楽園」である日本に対する憧れが高まったそうです。

キリスト教的道徳観にがんじがらめに縛られていた当時のヨーロッパ人には、この本に書かれている日本人の性に対する罪の意識の無さとその自由な性行動は羨ましく映ったに違いありません。

しかし、当然のことながら、日本在住の欧米人キリスト教宣教師たちは、このような日本人のおおらかな性習俗を不道徳であると激しく非難しました。

宣教師たちは特に夜這い、混浴、男色、売春など日本人の好む性習俗を槍玉にあげたといわれています。

日本政府は、欧米列強から押し付けられた不平等条約を改正するために、欧米から近代国家として認知される必要に迫られていたことから、欧米人宣教師たちの非難する自由な性風俗の取り締まりに乗り出します。

その結果、夜這いや混浴が禁止されたのです。」
続きを見る。

「男性の間には同性愛が蔓延している」とありますが、日本の場合はそういうことにも寛大で大らかに許していたようです。
話かズレますが、チャンネル桜で面白い話が聞けました。
東海道五十三次のヤ弥次さん喜多ジさんはホモでバイセクシャルだったとか…　いろいろ。

OGPイメージ

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youtube#video

いやいや、私は同性愛ではありませんが、日本の赦しの文化は素晴らしかったのだと思います。

では、HEAVENESEの動画からです。
今回のクライマックスストーリーは、外国人から観た日本人の性意識の解放感について語っています。

NEW‼️『帝国の終焉エデンの園は日本にあった』HEAVENESE Style 2021.3.21号

※お詫び※ クライマックストークから、若干の音ズレが発生しております。お見苦しい映像となり誠に申し訳ございません。目次 0:00 みん...

youtube#video

多くの外国人は日本人の徳のすばらしさを語る一方で、淫らと思える性は彼らを驚嘆させた。
ペリー通訳、ウィリアムスは・・・

裸体の姿は男女ともに街頭に見られ、
世間体などはお構いなしに、
等しく混浴の銭湯へ通っている。
みだらな身ぶりとか、春画とか、猥談などは、庶民の下劣な行為や想念の表現としてここでは日常茶飯事であり、胸を悪くさせるほど度を越している」
「この民族の暗愚で退廃した心を啓示された真理の光が照らし得るよう、神に望み、かつ祈る」

ハリスはこう言いました。

日本は他のアジアの国と異なり、文化だけでなく非常に文明も優れていた。
それは西洋諸国と比べても違いの感覚が無かった。いや、西洋よりも道徳観は数段優れていた。
だから野蛮的に映った他のアジアにおいては裸体は無視できても、文明国家日本の街で裸体を見ること、混浴があることは異様に映った。
ということのようです。

動画では言われていませんが、日本ではうら若き女性が玄関先で真っ裸で行水をすることなど普通だったのです。
「逝きし世の面影」から引用します。

「たらいに水をはって汗を流すこの行水が「家の玄関先の路上」か、室内であっても道路から見える場所で「ご婦人が堂々と」しているのだ。
ホームズ船長「長崎の町を散策中、あだっぽい娘が全裸の状態で家から飛び出して、家の前の行水桶に飛び込んだ。彼女はあやうく船長と衝突するところだったが、顔も赤らめずビックリしている彼を桶の中から見てクスクス笑っていた（ホームズ船長）」
「こんな行水風景は居留地のすぐ近所でしょっちゅう見たし、本山から山手に通じる道、周りの村でも何度も見た。四方八方へ遠出する人にとって、いわゆる『見境いのない行水』はごく普通に見られたので、じきに何とも思わなくなった（ブラック）」

「恥」という意識が日本人に希薄だったのは正に「自他一体」をそれだけ体現していたということだと思います。
自分が自分の裸を見て恥ずかしいなどとは思いませんね。
これは決して大げさな比喩ではないと思います。
アダムとイブが羞恥心を持たなかったように日本人は羞恥心が希薄だった。
毒リンゴ（明治維新）を食するまでは。

「我々に比して優雅な丁重さは十倍も持ち、態度は静かで気質は愛らしいこの日本人でありながら、裸体が無作法であると全然考えない。全く考えないのだから、我々外国人でさえも、日本人が裸体を恥じぬと同じく、恥ずかしく思わず、そして我々にとっては乱暴だと思われる事でも、日本人にはそうでないとの結論に達する。たった一つ無作法なのは、外国人が彼らの裸体を見ようとする行為で、彼らはこれを憤り、そして面を向ける（モース）」

最後に、混浴だったのが非難された日本ですが、ドイツのサウナは今でも混浴だって知っていますか？
しかしドイツ人画家ハイネはこう言っています。
「浴場それ自体が共同利用で、そこでは老若男女、子どもを問わず混じりあって、ごそごそうごめき合っているのである」
「日本のように男女両性が、これほど卑猥な方法で一緒に生活する国は、世界中どこにもない」