日本相撲協会の行方と真相

日馬富士の貴ノ岩への暴行に端を発した問題をまとめてみました。

貴乃花親方が、2階級降格で理事を解任されました。

しかし相撲協会の諸悪のすべてを知っていて、「すべて」を把握している貴乃花親方が断然優位な状態であることは間違いのないところです。
「すべて」については後述。

藤田紀子、貴乃花親方の反撃予言「これで終わらない。これから勝負・反撃する」
（ワイド！スクランブル出演よりスポニチの記事）

貴乃花親方は相撲界の大掃除のため、手を緩めることなくとことん相撲協会と一部のマスコミに戦いを挑み続けるでしょうが、魂から観たその本質は自分の強さとの戦いでもあるのです。相撲協会でこれをできるのは今のところ貴乃花親方しかいないですが、彼を見て彼を見習って彼の波動に共鳴する親方たちが増えることを願います。

貴乃花親方の行動は一種の内部告発ですが、内部告発者というのは組織内部から徹底的に排除されるので、大変に勇気のいる行為なのです。

BBCニュースのレベッカ・シールズ記者は「海外なら”内部告発した英雄”として賞賛されているはずなのに…」としているそうです。

ワイドショーなどの発言で私がもっともオカシイと思うのは「警察に行く前に一言、協会に報告するべきだった」という多くの人の発言です。

仮にある会社の支社の人たちが集まって酒を酌み交わしたとしましょう。
そこでＡ支社のある人がＢ支社の人から訳もなく殴られる酷い暴行を受け大けがしたとしましょう、そのときＡ支社の社員は先ず本社に報告してから警察に行きますか？
直接行くでしょう。そんなのは当たり前です。

警察には貴乃花は相撲協会にはまだ報告していないと言ったら、警察が「こちらから協会には報告しましょう」と言ったと、今日のフジテレビのバイキングで、昨年まで日本相撲協会危機管理委員長をしていた弁護士の宗像紀夫氏は発言していました。
また宗像氏は臨時理事会で配った貴乃花親方の報告書をスル―した（無視して発表していない）と言い、あそこには大変な事実が書かれているとも言いました。

また私が思うに「組織論」から巡業部長としての貴乃花親方の責任云々言いますが、
相撲協会は犯罪を容認するどころか進んで行っているので「普通の組織」ではないのです。
ともかく隠し通さなければならないことなので、必死に抵抗するのは貴乃花親方には判っているのです。

それはさて置き、このような暴行の不祥事を止めるには、そもそも稽古場での可愛がりや暴行が断たれないとならないです。

また相撲協会という「ムラ社会」の異常さをこの記事は冷静に分析しています。

下記は板垣英憲氏の有料ブログの無料のところを紹介します。

貴乃花親方は「理事解任と２階級降格」、八角理事長と高野利雄委員長が、
日本相撲協会を絶望的な危機状態に転落させる
───────────────────────────────────◆〔特別情報１〕

（前略）危機管理委員会の高野利雄委員長＝元名古屋高検検事長は、元横綱日馬富士の傷害事件について（貴乃花親方が）、「報告義務を怠った」と処分理由を説明した。日本相撲協会の理事解任は初めて。処分の正式確定は２０１８年１月４日の臨時評議員会になる。

しかし、この事件の黒幕は八角理事長、主犯は横綱白鵬(モンゴル力士会のボス)であり、貴乃花親方は、事件発覚当初から、八角理事長に対して「イカサマ、八百長野郎」と厳しく諌めてきていた。

これらを隠蔽し握り潰そうと死にもの狂いで、この片棒を担いだのが、危機管理委員会の高野利雄委員長だった。

事件現場にいた加害者側の白鵬、日馬富士、鶴竜らが報告義務を怠ったのを不問に付して、被害者側の貴乃花親方のみを処分するのは、事件の本質を隠蔽し握り潰そうとする黒い意図が明らか。

「ひどい処分だ」という大相撲ファンの声援をバックに貴乃花親方の反撃(地位保全、損害賠償請求などの民事訴訟闘争)が始まる。日本相撲協会は、いよいよ絶望的な危機状態に転落していく。
http://blog.kuruten.jp/itagakieiken

高野利雄委員長＝元名古屋高検検事長は、読売新聞と繋がっていて、リークしているというyoutube
https://www.youtube.com/watch?v=iCE92LyX7eQ

確かに日本相撲協会危機管理委員長の高野利雄氏は完全に協会側についていて、貴乃花親方を悪者に陥れようとしています。
可笑しなことです。

板垣さんのブログの有料部分を少しだけ私の意見を入れながら要約しますと、日本相撲協会の内部事情に詳しい専門家筋の話として。

嘗てモンゴル会を作った元旭鷲山（きょくしゅうざん）は、ガチンコ力士でした。
しかし暴力団から盛んに八百長の仲間に入るよう誘われたのです。

それを断り続けていたら突然、相撲部屋に乗用車が飛び込んできたそうです。
暴力団の嫌がらせでした。それで仕方なく、無理矢理に仲間にされたとのことです。

それで旭鷲山が貴ノ岩の傷口の写真を公開したりして、日馬富士に不利な情報を流したのが解りました。

今回もガチンコの貴ノ岩を何とかしようと白鵬が主導した集団リンチだったようです。
特に白鵬は貴ノ岩には恨み骨髄なのです。
「モンゴル八百長同盟」に加担しないモンゴル人力士の貴ノ岩が2017年初場所で白鵬と「ガチンコ勝負」して勝ってしまった事件です。
逸ノ城に勝利を収めていた大関稀勢の里はこの瞬間に念願の初優勝を成し遂げたのです。
下の写真のリンクyoutubeを見ても分るでしょう。がっぷり四つで簡単に押し負けている白鵬は40回も優勝できる力士ではそもそもないのです。

https://www.youtube.com/watch?v=uJCKmSOmJEk

日馬富士にしても足を悪くしていて疾うに優勝できる力士ではないのに優勝してきたのは八百長故とのことです。

この番狂わせはガチンコ力士から見れば事件ではありませんが、八百長が日常の力士から見れば、同じモンゴル人の白鵬が日本人の稀勢の里と優勝争いしているのに、同朋横綱に勝つとはとんでもないことなのです。

鶴竜と照ノ富士関が寝返って警察にも本当のことを暴露しているとも書いていますので、本当だとしたら年明けに大きな動きがあるかも知れません。

八角親方は自分の功績を上げるためモンゴル力士を利用して八百長を知っていながら黙認していたどころか、元締め的な存在とのことです。

相撲界の黒い霧に関してはみんな知っているのですが、誰も恐くて言いません。
http://blog.goo.ne.jp/tobira2002/e/44cd8a46fa91ed170aed403067dcd9f2

1996年に元大鳴門親方が週刊ポストに八百長を暴露して単行本まで発行しました。
「大鳴門親方　怪死」
千代ノ富士はじめ多くの力士の八百長を暴露したのです。

八角親方はそのとき千代の富士の弟弟子でしたので八百長には慣れていたのはないでしょう。

モンゴル力士界以外で貴ノ岩は今回の暴行に至る経緯を一番よく知っています。
ですから、貴ノ岩を隠すようにしているのも外に出したら口封じのために殺害される可能性もあり、なかなか出せないようです。
前日の大鳴門親方と講演会副会長たちの死は、日本外国特派員協会で会見する予定になっていましたが、その12日前に同じ病院で同日に死を迎えたのです。

ここからは板垣英憲さんの情報ではありませんが（少し紹介のつもりがたくさんしてしまった（笑）、
千代の富士はヤクザとの交流が濃かったのです。それで八百長だらけ。
http://www.asagei.com/excerpt/20447

それを嫌った北の湖が工作して千代の富士との理事長選で理事長になったのです。
北の湖は八百長していたという人としていなかったという人がいるようですが、ガチンコの貴乃花が慕っていたので、していなかったのではないでしょうか？　してもたまにとか？　真偽は判りませんが。

マスコミが真実を知っていて中々言わないのは、ヤクザを恐れてなのでしょうか？
或いは相撲協会との関係を悪くしたくないのでしょうか？

貴乃花親方は正義感だけで強く出ているのか、理事長への意欲なのか、これはハッキリわかりませんが、年明けも行くへが注目されます。