急に話題になった北朝飛行機の老朽化

米国のトランプ大統領が６月７日、シンガポールで６月１２日に行われる米朝首脳会談で、朝鮮戦争を正式に終結させる合意文書に、米朝が署名する可能性がものすごくあると表明した。金正恩を米国に招待することも言及した。トランプは、朝鮮戦争の終結宣言について「これは多分（米朝間の諸問題の中で）簡単に解決できる部分だ。そのあとに、難しい部分が出てくる」とも言っている。
トランプは、訪米した安倍首相との会談後の記者会見の中でこれを述べた。安倍はトランプに、北朝鮮と和解しないでほしいと言いに行ったのに、トランプから米朝和解に対するやる気満々を見せつけられて終わった。

これは田中宇氏のニューズレターですが、安倍首相は憲法を改正することが一番やりたいことですが、米朝が和解して、米朝和平が調印され、南北朝鮮の戦争の終結が発表されて正式に終われば、米軍が韓国に駐留する法的根拠の喪失につながり韓国からの米軍撤退となり、米軍の日本駐留すら縮小になる可能性が出て来ます。

そうなったら、憲法改正は断念しないとならず、安倍首相にとって絶対に米朝和平は避けたいところです。

昨日から急に北朝鮮からシンガポールへの飛行機のことがマスコミで話題になっていますが、中国の飛行機で本日の午後14：30ににシンガポール入りしたようです。
評論家の板垣英憲さんは1か月ぐらい前から北の飛行機が老朽化していてシンガポールまで行くことが如何に危険であるかを記事にしていました。
下記は5月26日の板垣さんの有料記事から一部抜粋です。

　トランプ大統領は５月２４日、「米朝首脳会談を中止」した。これは、トランプ大統領が5月10日夜（日本時間）、「6月１２日、シンガポールで米朝首脳会談を行なう」と先走って発表してしまったことからこじれていた。
原因は、北朝鮮が保有している「政府専用機イリューシン製ＩＬー62、2機」にあった。はっきり言えば「古すぎて、飛行制限があり、いつ落ちるかわからないシロモノで、平壌市からシンガポールに無事たどりつけるかわからない」という事情があった。
金正恩党委員長は、「墜落を恐れてシンガポール行き」に難色を示したものの、「国のメンツ」上、本当のことが言えず、グスっていたのである。このことを知らないトランプ大統領が誤解して、「米朝首脳会談を中止」を発表してしまった。
　ところが、トランプ大統領は２５日、記者団のぶら下がりに向けて、「米朝首脳会談を６月12日に行う」と発言していた。開催場所については、調整している感じだった。金正恩党委員長の心情をやっと理解したらしい。

米朝のこれまでも今後も、もうすでにシナリオはほぼ決まっていて、それをどう演出するかがトランプの関心ごとのようです。

つまり、南北の戦争終結、
米朝和平へと進むことに既に決まっていると思います。

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