寝たきりにならない生き方１

アポトーシスという言葉の意味を知っていますか？

細胞の自殺です。しかし自己犠牲的な自殺なのです。
その時の自殺の動機のキーワードが「存在意義」です。

肉体をより活動的に維持できなくなった細胞は、自主的に新しい若い細胞にいのちを譲るのです。
人の細胞は或る程度の数が決まっていて、新陳代謝しないといけないので古い細胞は死んでいきます。
人間の細胞は274種あり、全部で37兆２千億あるといわれています。
この全部の細胞にアポトーシスの遺伝子が組み込まれています。
存在意義がなくなったら死ぬ、というプログラムが組み込まれています。

しかし地球や国レベルでみて、人口の場合には数が決まっていないので死ぬ必要はないのです。
人が自殺するのは自己犠牲ではなくて人生に負けたからです。
魂を磨くことの放棄で、これは神との契約の放棄でもあり、死後世界では厳しいことが待っているかも知れません。

細胞は自身の中に色々な物質を持っています。体に悪しき物質も持っています。
アポトーシスの場合は、それらを他の細胞が使用可能なかたちに加工されて放出されます。
自分で死を意識してきちんと身辺整理をした後で死ぬのです。
自殺と言っても正常な死なのです。

細胞死にはもう一つネクローシスというのがあります。
ネクローシスは自分が死ぬつもりでないのに死んでしまう突然死です。
「私はもう肉体に貢献できない」という判断なしで死にます。
死の準備ができません。老廃物などを他の細胞にぶちまけて死にます。

このことはもうすぐ発行の「宇宙の理」の7月号に5千字ほど書きました。

ここまで読むとアポトーシスの方は仕方のないことと思われるでしょう。
しかし細胞が現役を維持できればアポトーシスも延命でき、人の寿命も延びるのです。

細胞が延命するのは炎症を防げた場合です。炎症を抑えるには白血球などの免疫細胞の活躍が必要です。
が、炎症は抑えてはいけません。炎症しないようにすることが肝心。
免疫力を付けるために、希望の命水やニューベラスを飲む、ムコ多糖を食べる、水素風呂に入る、などは物理的に良いでしょう。
避ける方法として、タバコを止め、酒を控え、添加物の多い食材を摂らず、農薬にも気を付け、よく眠りストレスのない生活を送るなどです。

では、精神的にはどうでしょうか。
それを明日は考えてみます。