TPPは脱原発を永久にさせない

トランプ大統領の大統領令で混乱が続いていて、大筋でトランプを応援している私としては困ったものです。
しかし大筋がブレると大変な事になって行くのです。
トランプ大統領はＴＰＰから離脱してくれて本当に良かった。

【三橋貴明×堤未果】TPPまとめ！「国家主権がなくなる怖さ?！」
https://www.youtube.com/watch?v=C36D70P_kAk

下記の堤未果さんの１７分５０秒のところの発言、「東京（の放送局）ではこれ（TPPの真実）を言わせてくれない」が現実。
https://www.youtube.com/watch?v=tMJNH69MKrw
これは国民には本当のことを伝えない、というマスコミの意図丸出しなのです。

というのが事実なのです。
しかし、韓国、ギリシャ、アイスランドなどはＴＰＰと同じような意図の制度で全部餌食になっています。
アイスランドは大国の騙しに国民が氣づいて復活した。

この記事の一番上のリンクでも堤未果さんが言っているように、ＴＰＰではＩＳＤ（ＩＳＤＳ）条項が本当の目的なのです。

これが通ると原発を廃炉に決定したら、海外の原発メーカ、特にアメリカ（日本の原発はアメリカ製が多い）は日本をＩＳＤＳ条項を理由に日本政府を訴えて日本が負けて恐らく気の遠くなるような高額補償金を海外に払わないといけなくなります。

福島の原発事故を見たドイツのメルケル首相が脱原発を決断したことは皆さんご存知だと思います。

しかしその後に何が起きているかは日本では報道されていません。

「メルケル首相の脱原発宣言が出された直後、フランクフルトにある原発製造元、スウェーデンのバッテンフォール社が、ＩＳＤＳ条項を使ってドイツ政府を訴えたのだ。（ドイツ政府の脱原発政策によってうちの原発が稼働停止させられたら、我々が投資した資金やそこから得られたはずの利益がパーになってしまうじゃないか）」堤未果著「政府はもう嘘を付けない」（この本は安くて素晴らしい）より。

そしてこの本によると、現在の状況はドイツ政府に不利に動いているとのことです。

アメリカ政府は、
リーマンショックの後、貧富の差が拡大したのに、マネーゲームでメチャクチャにしたウォール街の赤字を税金で救い、フードスタンプの人が増えている中、ビザをどんどん出して移民が増えて行った。
ＣＨＡＮＧＥ！を謳ったオバマ大統領は戦争を拡大し、閣僚をウォール街の人事で埋め尽くし、国民との約束を全く守らず、第２次産業は疲弊して、医療が破産状態になり、学習ローンも悪化していきました。
共和党は戦争ばかりするから民主党にした、黒人の大統領なら良いかと思ってオバマを選んだが、でも全部だめだった。国民が豊かになることは何一つしてくれなかった。
このようにしてアメリカは崩れて行ったのです。

それがアメリカ国民がオバマでなくトランプを選んだ理由です。

トランプのしていることは確かに行き過ぎで、急ぎ過ぎで、目に余るところがありますが、上記の青字の部分の政策に基づいていることを踏まえ、マスコミは正しくトランプを批判して欲しいと思います。