安倍総理に影響、日本会議

何と今日は四つ目の記事です。

今朝、ＴＢＳのサンデイーモーニング見ていましたら、元号の切り替えについて普段マスコミでは言わない（言えない）ことを元共同通信社でジャーナリストの青木理（おさむ）氏が話しました。
一瞬、大丈夫かと思いましたが、彼は結構過激なことを言っているようで右翼から嫌われています。

　

青木氏が話したこと文字お越ししますが、その前に。下記の図をご覧ください。

平成元年と昨2017年の世界時価総額（上場企業の株価に発行済株式数を掛けたもの）ランキングです。

それにしても平成元年は世界の上位50社のうち何と32社が日本の会社でしたが、昨年はトヨタ自動車1社だけです。
こういうのを見ると日本の凋落ぶりは本当に酷いと思って、ため息が出てしまいます。

日本の株価は平成元年は嘗ての最高額で3万8915円万円でしたが、今は2万円切っているのでこうなります。
当時は東京23区の土地代でアメリカ全土が買えたというのですから、日本の経済の劣化は酷いです。

特にリーマンショック後の世界は、ヨーロッパもアメリカも一度は落ち込んだ所得が元に戻って、更に上がっています。
給料が下がりっぱなしの日本は全く政治経済に関しては劣等生ということになります。

特にグローバル化を推し進めた小泉内閣から今日までの失敗だと思います。

さて、ここから日本は立ち上がれるのか。
安倍晋三が総理の内は絶対ダメでしょう。
今年の選挙で自民党をガタガタにして政権交代しないと。
2019年4月の統一地方選挙、同7月の参院選挙が大切になります。
その前に4月に予定されている沖縄3区の補欠選挙で勢いを付けたいものです。

昨年サマータイムでも社会に対しての思いやりのない心が、今の政治家から読み取れますが、元号の切り替えでも同じです。
何故に前月なのか？　まったく意味が判りません。頑固です。

そのことに関連して青木理氏が話したことを文字お越しします。

（元号の切り替えが）何故4月1日になるかというと、いわゆる安倍政権のコアな支持基盤とされている右派の「日本会議」とかの保守派の人たちが頑強に抵抗して折衷案としてその4月1日というのが出て来たんですよ。（日本会議は5月1日即位即日の発表を希望=とびら）。
で、この影響力って意外と侮れなくてね、例えば去年だと、いわゆる寡婦控除、つまり一人親家庭の家で婚姻歴のない人を税金の控除というのもね、これもそういう人たち（日本会議などの安倍のバックボーン）が、未婚の女性の出産を助長しかねないと言って、反対して結局見送りになったんです。

或いは、法制審議会がもう導入しなさいと言っているのに、選択的夫婦別姓というのが入らない、というのも同じような（右派の）反対があるから入らないっていうことなんですね。
これによって何が起きているかというと、貧しい子供っていう圧倒的弱者がある種置き去りにされちゃうとか、多様性が否定されたりとか、或いはむしろ、少子化が助長されちゃったりとかいう問題があるんです。

だから元号の問題だって、もっと早い発表していれば、今年のカレンダーに書けたんです。
ところが書けなかったもんだから、むしろ元号離れが進んじゃう（カレンダーも全部西暦になって行くとかでか？）っていう、なんか、もちろん伝統にこだわるのは別に否定はしないんですけれども、もう少し、柔軟にしないとむしろ国民生活の混乱だったり、少子化だったりとか、そういうものがどんどん進んじゃうんじゃないかということを、もう少し考えてもらえたらと思います

日本会議というこの超右翼団体に国会議員の4割、自民党議員約250名が所属しているということが、そもそも日本を幸せにしないのです。
普通は天皇が崩御してから元号は変わるので仕方ないですが、今年は予めわかっているのだから去年発表したって良かったのです。
「即位の礼」の儀式をちゃんとしていれば問題ないでしょう。それより思いやりです。天皇陛下も皇太子もそれを望んでいると思います。

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