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寝たきり予防の心得4

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今日の it works

(「宇宙の理」2018年8月号より)

昼下がりのコーヒーブレイク 寝たきり予防の心得3 より続く

魂の役割を舞台(人生)で演じてみる

 魂と繋がった自分が既に完成している積りで日々の意識を保って生活してみましょう。そう心得れば本当の自分の声「お母さん美味しかった」「ありがとう」「また作ってね」の言葉が出てくるのです。それがどれだけ互いの細胞を生き生きとさせ、生きることに前向きになれるかが窺い知れます。洗心を終えている自分を舞台(人生)で演じるように生きてみることは、更に洗心を促進させてくれることでしょう。

 お互いがお互いに感謝して、それを恥ずかしがらずに言葉に出していくことを日々、実行していきましょう。

 

運動するだけでは丈夫にならない

 

 毎日1万歩も歩いて筋トレしている87歳の夫と、運動嫌いの83歳の妻では、毎日運動を欠かさない夫の方が寝たきりになる確率が妻より可なり高いと診断されました。

 寝たきりになりたくないと一人で黙々と運動するより、運動をしない妻が何故健康なのでしょうか? 何故、細胞が炎症せず、アポトーシスしないのでしょうか?

 もうお判りでしょう。人との繋がりがないと存在価値が感じられないので細胞は炎症しやすく、炎症が進む結果、細胞が傷つきアポトーシスも進むのです。人に親切にして感謝されれば存在価値のエネルギーを感じて、炎症は抑えられ細胞は延命するのです。

 運動嫌いの83歳の妻は習い事やサークルに熱心で、常に人の輪の中に居て、人に親切にする機会を持っていました。人と話して冗談言ったら、「冗談を聞いた人は笑顔を見せてくれた」それだけでも自分の存在価値を感じるのです。「私の言葉が人を幸せにしている」というように。しかしご主人は一人で街中(まちなか)をウォーキングして、家の中で筋トレをしていました。人に親切にする機会がありませんでした。それに気づいたご主人は今、ボランティアなどに積極的に取り組んでいます。

 

 スティーブ・コール教授は、人に親切にしている人としていない人とでは、高齢者の年間の死亡率が50%も違うと言います。

 以下は、全世界で行われている148グループの「炎症しない」ためのプラス効果測定を30万人のデータから集計したものです。

・人との繋がりを持つ +0.6

・禁煙する      +0.5

・アルコールを控える +0.3

・運動する      +0.2

・肥満を予防する   +0.2

 人が人に感謝して、お互いが存在価値を自分の中に感じられるようになれば、自殺はもちろんのこと世の中の犯罪は殆どなくなることでしょう。

 五感で生きている私たちはまだまだ自他一体感に乏しく、テレパシー能力に乏しいです。だからこそ、感謝を形にして表して行きましょう。

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